世界一周74日目(シエンフエゴス、トリニダ)

 本日はガイドおよびドライバーとともにシエンフエゴス、更にトリニダへ移動した。
 ハバナのホテルチェックアウトを済ませ、約束時間通りにガイドが来る。ドライバーも到着しており、10人程度乗れそうな大きな車だ。1回休憩を挟み、3時間ほどでシエンフエゴスに着く。キューバ国内を縦断する高速道路(無料)は片側3車線で広い。交通量は少なく、1車線でも大丈夫なくらいだ。ガイドによると、「戦争時に戦闘機の離着陸に使えるように広くしている」とのこと。さすが、いつ米国と戦争が起きてもおかしくないキューバのインフラだ。

 シエンフエゴスはフランス人移民によって作られた街で、街並みが美しい。世界遺産になっている。ホセ・マルティ広場を見た後は、旧市街を散策する。

その後は海沿いにあるパラシオ・デ・バジェへ。この邸宅は1913年に256万ドルと4年をかけて建設されたもので、イスラム様式を取り入れた贅沢な建物で、今はレストランになっている。屋上からは海やシエンフエゴスの街並みが見え、美しい。バーで出されたレモンスカッシュを飲みながら、「生きててよかったー」と思う。食事の魚も美味しかった。

 昼食後は1時間ほどでトリニダへ移動だ。トリニダはサトウキビのプランテーションと奴隷売買で栄えた都市で、ここも世界遺産になっている。以前にセネガル ダカール ゴレ島で奴隷売買(売る立場)の負の世界遺産を見て、今回は奴隷を買う立場での世界遺産を見るとは、不思議なつながりだ。マヨール広場を見る。

その後はすぐ近くの市立歴史博物館に入る。3階からはトリニダ市街が一望できる。もう1つの博物館であるロマンティコ博物館は「地球の歩き方」にも修復中と書かれておr、今もそうだ。ガイドによると10年以上修復中で、まさに「キューバ時間」で、いつ修復が終わるか分からない。

 ラ・カンチャンチャラへ行く。ここはハチミツとレモンを加えた地域の伝統的なカクテル「ラ・カンチャンチャラ」を飲みながらキューバ音楽を楽しめる場所だ。私が入った時は、客は誰もおらず、音楽の演奏はあきらめかけていたが、その後7人の団体客が入り、演奏が始まった。その7人の客は1曲聞いて帰ってしまったが、私は1人でその後の3曲も聞いた。もちろん、最後にチップをわたした。

 ホテルは5つ星で、プールもある。Wi-Fiも各部屋にあって「ラッキー」と思ったが、ガラパゴス諸島の時と同じく、装置は1台しかネットにつなげなかった(例えば、スマホとパソコンを同時にネット接続できない)。

 夕方になり、ホテルスタッフお勧めのサンホセというレストランへ行く。カルボナーラパスタと、ロブスターのクリームソース和えを頼む。ホテルスタッフの言う通り、どれを食べても美味しい。ビールやカクテルも進む。幸せだー!

 ホテルに帰ると、入口で音楽演奏をしている。せっかくなので、カクテルを注文して飲みながら聞く。美食と音楽、最高だ~

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