世界一周90日目(ラパス市街①)

 世界一周旅行もいよいよ90日目だ。明日は午後から移動が始まるため、本格的な観光としては本日が最後だ。ボリビア首都のラパスを自分で観光した。旅程は、サン・フランシスコ寺院→ムリリョ広場→国立民族博物館→ファン・デ・バルガス博物館→ムリリョの家→メルカド・ネグロ→テレフェリコ(ロープウェイ)乗車→けんちゃん(昼食)→ティワナク国立考古学博物館→Ketal(スーパー)→Huari(夕食)。
 サン・フランシスコ寺院前のサン・フランシスコは、ラパスで最も活気のある場所だ。寺院内は写真撮影禁止だった。ラパス市内の観光地は撮影禁止が多い。

 ムリリョ広場の隣の大統領官邸前では、ちょうど9時の衛兵の交代をやっていた。

 次に行った国立民族博物館は、写真撮影は20ボリビアーナ(約440円)と、入場料と同じ金額の追加料金が必要だったため、写真撮影を断念した。しかし、中はアルパカの毛からの織物の作り方や、各地の祭りの様子など、興味深い映像や展示品が多く、楽しめた。平日のため、学校の屋外授業としての見学も多かった。私が日本人と思って、一部日本語を使って話しかけてくれた家族もおり、またまた、日本の先人の行ないに感謝。

途中のサンタ・クルス通りの歩道橋で靴磨きの男性が声をかけてきた。スニーカーではあるが、確かに汚れている。5ボリビアーノ(約110円)と言うので、頼んだ。まず埃をはたき、洗剤で軽く洗ってから、靴ずみを付けて、磨くという作業を手早く進める。「もしかしたら、片方で5ボリビアーノだ、と言ってくるかな」と思っていると、案の定、そう言ってきた。まあそれでも安いので支払う。確かにきれいになった。

 メルカド・ネグロは広大な市場で、私が行った場所は、どこまで行っても衣料品店と靴屋が続いていた。どうしたら脱出できるのだろう、と思うほどだ。衣料を展示する女性のマネキンの胸が膨らんでいるのは世界共通だが、男性の下半身のマネキンでモッ〇リがしっかり作られているのは新鮮だった。

 そこからテレフェリコ(ロープウェイ)のセントラル駅へ向かう途中で、おいしそうなサルテーニャ(ボリビアの総菜パン)が売っていたため、購入。中にクリームシチュー状の具が入っており、美味しいが、ボリュームがあった。

 ラパス市内は高低差が大きいため、地下鉄の代わりにロープウェイが網羅している。「地球の歩き方」では6路線と書かれていたが、その後9路線まで増えていた。レッド、シルバー、イエロー、スカイブルーの4路線を乗り継いで次の目的地へ向かうつもりだったが、シルバーに乗るところを間違えてブルーラインに乗ってしまった。せっかくなどでブルーの終点まで行って引き返す。各ラインからはラパス市街がよく見えた。

 昼食は和食レストランの「けんちゃん」へ。14時半という遅い時間であったが、結構客が入っていた。店内は日本のポスターや人形が置かれており、森進一やテレサ・テンなど往年の演歌ヒット曲が流れており、良い雰囲気だ。長らく日本を離れている人だったら、懐かしく感じて泣いてしまいそうだ。物価の安いボリビアということもあるが、他国では高価な和食が、日本並みの価格で食べられる。私は寿司・刺身セットとビール、日本酒を注文した。寿司・刺身セットは日本の味で美味しかったが、日本酒はメーカー不明だが甘過ぎた。

 ティワナク国立考古学博物館は、前日に行ったティワナク遺跡の出土品などを展示していた。無料だったが、ここも写真撮影禁止だった。「地球の歩き方」には近くに野外博物館もあると書かれていたが、考古学博物館のスタッフに聞くと、展示されていたものは考古学博物館などに移されて、今はないとのことだったとだった。

 一旦ホテルへ戻り、夕食はペーニャ(フォルクローレ(ラテンアメリカ諸国の民族音楽、代表曲は「コンドルは飛んで行く」)の演奏が聴けるライブハウス)レストランのHuariへ。開店時刻の19時に行ったら、誰も客はいなかった。ビーフステーキを頼んだが、硬かった。ライブの入場料が15ボリビアーノ(約3,300円)で、料理などの価格もボリビアにしては高めだ。これもライブやスタッフの人件費を賄うためであろう。フォルクローレ演奏だけでなくダンスショーもあり、大いに楽しめた。客の一部をステージに上げて一緒に踊るシーンが何度かあり、最前列にいた私は毎回ステージに上がらされた。標高が高いラパスのため、2、3分踊っただけでも息が切れたが、若い女性ダンサーと手をつなげて踊れて良かった。


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