前日に引き続き、ニューヨークの中心部(マンハッタン)を観光した。本日はその中でも南部を中心に散策。「私が名前を聞いたことがある場所」を中心に行ったのは、前日と同じだ。旅程は、ホテル→ソーホー(カーストアイアン)→リトルイタリー→中華街(大乗仏教寺)→ブルックリンブリッジ→市庁舎→ワールドトレードセンター→トリニティ教会→ウォールストリート(ニューヨーク証券取引所、フェデラルホールナショナルメモリアル)→リバティ島(自由の女神像、自由の女神博物館)→エリス島(エリス島移民博物館)→アメリカンインディアン博物館→Z Deli(夕食)→ニューヨーク空港。
朝8時にホテルをチェックアウトし、ホテルに荷物を預ける。2泊で10万円か~ ネットニュースに「ニューヨーク市では9月から民泊の許可条件が厳しくなった」という記事があった。道理で、私がネットで中心部の民泊を探しても見つからなかったわけだ。厳しくしたのは、市民が住む住居を確保するため、とのことだが、これによってホテルの需要が増し、ホテル代がますます高くなってしまった。
最初の訪れたソーホーは「カーストアイアン」というイギリスから伝えられた建築様式の建物が多く、土曜日の朝で人出が少なかったこともあり、落ち着いた雰囲気だった。
リトルイタリーは、確かにピザやパスタのレストランが多く、ピザが無性に食べたくなった。しかし、ソーホーのスーパーでチュコ入りクロワッサンを2つ買って食べたこともあり(2つ入りで約550円)、今はガマンガマン。
ワールドトレードセンターは、前日のエンパイアステートビルのように予約はしておらず、また雨天で景色も良くなかったため、外から建物を見るだけ。
自由の女神像があるリバティ島とエリス島に上陸するツアーを13時に、これもニューヨークシティパスC3で予約していた。チケットの説明には「乗船まで最大で2時間待つ」とあったため、2時間前の11時にバッテリー公園の乗船場に着いた。まだ時間が早く、かつ雨天で客が少なかったためか、11時半前の船に乗れた。20分ほどでリバティ島に上陸し、自由の女神像の写真を撮る。ここも自由の女神像が設置されている台座や、頭の冠に追加料金で入場できるシステムがあった。他の観光地以上に「お金の力」を思い知らされた。
次に上陸したエリス島は、ヨーロッパなどからの移民が最初に滞在し、健康診断などで入国可否を判断されや場所だ。移民博物館の中ではスライドの上映や日本語のオーディオガイドもあり(今回はいずれも無料)、当時のアメリカが移民を丁重に扱っていたことや、精神病や疫病などが原因で移民の2%が強制送還になっていたっことなどを知った。
ただ、スライドを見た後に、座席の下に置いた折りたたみ傘を忘れてしまった。30分ほど経って気付き、上映の合間に会場へ行ってみたところ、折りたたみ傘が無くなってきた。特に博物館の係員が傘を見つけわけでは無かったそうだ。このツアーは一人7千円程度かかるため、お金に余裕のある人が中心に参加するものと思っていたが、それと他の客が忘れたものを黙って持ち帰るのとは話が違うようだ。
リトルイタリーでピザが食べたくなっていたため、夕食はホテル近くのデリカッセンでピザを食べた。ピザは一切れだが、アメリカンサイズで、この一切れでお腹一杯になった。中にイートインコーナーであり、ペプシコーラ1缶を含めて7ドル(約千円)。ニューヨークにしては安く済んだ。結局、ニューヨークでは普通のレストラン(ファーストフードでない店)には全く入らなかった。
その後は特にやることもなく、居場所もないため、早めに地下鉄でニューヨーク空港へ向かう。地下鉄では、快速に乗ってしまって下りる駅を飛ばされてしまったり、駅の改札を通ったら、私の行き先とは反対側へのホームしか出られなかったり、空港へのAir Trainに乗り換える駅を1駅間違えていただと、色々間違いがあったが、時間にも余裕があり、何とか空港までたどり着いた。
空港にはチェックイン時間(出発3時間前)よりも早く着いてしまったため、ブログを書いたりして過ごす。ただ、チェックイン前の人が座れる椅子が少なく、やむなく床に座って過ごした。ニューヨークでも見かけたホームレスと大差ない感じだ。