パキスタン3日目(カラコロムハイウェイ)

 本日はカラコロムハイウェイをドライブし、中国国境のフンジュラーブ(クンジュラブ)峠まで往復し、カリマバードへ戻る旅程。途中、グルミット村やパスー村、フサニの吊り橋、アッターバード湖などに寄った。
 早朝日の出時に起き、Hunza Darbarホテルの屋上からカラコロムを見る。360度の山岳風景だ。昨夜は深夜2時~5時まで停電だったが(午後2時~5時と深夜2時~5時以外は自家発電が稼働)、それでもここまで来た甲斐があった。

 途中で車を停め、動物の絵などが描かれた岩絵を見る。3千年以上前に書かれたもので、よく残ったと感心する。

フンザ川のあるフンザ渓谷とカラコロム山脈の景色が続く。

 途中のミスガルまで行ったところで道路が封鎖されており、数日前の雪で通行不可とのこと。残念だが、そこから引き返す。時間に余裕ができたこともあり、帰路はグルミット村を上から見下ろせる場所まで登る。

 昼食はヤクのハンバーガー。お腹が空いていたこともあり、うまい! 地元産のポテトもグッド。

 次はパス氷河へのハイキングだ。15分ほどの適度な散歩で、大規模な氷河が見られた。

 フザニの吊り橋は、橋桁の半分がなく(板と板の間の隙間の幅が、板の幅と同じ役30cm)、恐怖心で10mほどしか渡れなかった。これまでも橋桁に隙間のある吊り橋は渡ってきたが、今回はさすがに怖かった。対岸の住民は毎日のようにこの橋を渡るとのことで、よく落ちないものだ。

 その次はアッターバード湖へ。ここはがけ崩れでフンザ川河口がせき止められ、集落が水没してできた湖だ。日本にはダム建設で集落がダムに沈んだ場所はあるが、自然で水没した集落は初めて聞いた。夏には多くのパキスタン人がリゾートに訪れるとのこと。

 最後は、元々のスケジュールにはなかったが、千年以上前から人が住んでいるガニッシュ村を訪問。木製のモスクなど、当時からの建物が保存されており、今も家畜を飼いながら人が住んでいる。

 夕食は、前日に引き続きカリマバードのRainbow Restaurantへ。中国国境まで行けなくて残念だったが、それでできた時間で、氷河へのハイキングやガニッシュ村訪問などができ、充実した1日だった。

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