福井・石川・飛騨で温泉・城三昧

福井県・石川県・岐阜県(飛騨地方)をドライブした。今回のテーマは温泉と城だ!

旅程は、福井県:越前大野城→平泉寺白山神社→勝山城→勝山温泉センター水芭蕉→花月楼→福井県立恐竜博物館→丸岡城、日本一短い手紙の館→
ここから石川県:那谷寺→粟津温泉(おっしょべ公園、総湯、あわづグランドホテル本館泊)→鳥越城跡→手取渓谷錦ヶ滝→白川白山郷ホワイトロード→
ここから岐阜県:白水湖、大白川露天風呂→萩町城跡展望台→カミオカラボ→神岡城、鉱山博物館→荒神の湯→平湯温泉(ひらゆの森、ひらゆの森ハイキングコース、深山桜庵別館湯めぐりの宿平湯館泊)→深山荘。

温泉は宿泊先も含めて8か所、城は城跡も含めて6か所と、我ながら詰め込んだ。

越前大野城

越前大野城は、通常は9時オープンだが、10~11月は城が雲海に浮かぶ可能性がある(兵庫県の竹田城的な感じ)とのことで、6時オープンとなる。大野市に入って山の間に霧が発生していた場所はあったが、7時30分の到着時はあいにく越前大野城は雲海のない晴天だった。

石垣は加工しないままの自然の意思を積み上げた野面(のづら)積みだ(ブラタモリで学習した)。

平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)

平泉寺白山神社は白山を信仰するもので、717年に開かれた。最盛期の戦国時代には8,000人もの僧兵がいたと伝えられ、当時の日本では最大規模の宗教都市であったが、1574年にに一向一揆勢に攻められて焼失した。

神社の広大な敷地内は、木々と苔のじゅうたんで覆われており、神聖な空間を感じる。

敷地の一部は現在発掘調査が行われており、当時は数千もあった僧坊(僧の住宅)の門や石垣が復元されていた。

本日のメインである福井県立恐竜博物館は、10月から再オープンした(それまではコロナで休館)。人数制限があるため、事前に入場時間帯をネット予約する必要がある。

テーマが恐竜であるため、家族連れが目立つ。リアルに動く恐竜像や、実物大に組み立てられた化石が多数陳列されており、これで730円は値打ちだ。さすが県立博物館!

那谷寺(なたでら)

石川県に入って最初の訪問地は那谷寺だ。平泉寺白山神社と同じ717年に開かれた、同じ白山を信仰する寺である。奇岩遊仙境が特徴的で、池に浮かぶ奇岩を見ているだけで心が洗われる。

敷地内の書院や琉美園(庭園)ではちょうどアート展を開催しており、大学生などの若い女性が観覧に来ていた。ただ私にとっては現代アートの良さはあまり分からず、若い時は分からなかった日本庭園や温泉の良さが今になって分かるようになった。(と言っても私がくぁかい時に現代アートの良さが分かっていたわけではないが)

粟津温泉

粟津、片山津、山代、山中の加賀温泉郷のうち、これまでに粟津温泉のみ泊まったことがなかったため、今回は粟津温泉を選んだ。

泊まったあわづグランドホテル本館は湯快リゾートに所属し、「子育てファミリーに優しい宿」を謳っていることもあり、子育てファミリーが目立った。普段私が泊まる旅館はシルバー層や男性客が多めだが、今回は大違いだ。

カニ一杯付きコースで2食バイキング、当日1,980円を支払ってアルコール飲み放題にし、飲み食いしまくった。

白水湖(はくすいこ)と大白川(おおしらかわ)露天風呂

翌日は白川白山郷ホワイトロード経由で岐阜県に入り、白川郷(しらかわごう)を通って、白水湖へ向かった。白水湖はエメラルドグリーンの水面で知られるが、私が行った時はあいにくの曇りで、エメラルドグリーンとはならなかった。

白水湖には大白川露天風呂があり、入口のレストハウスで350円を支払って入った。湖に面した露天風呂が貸し切り状態で、温泉を満喫した。白水湖に続く県道は車がすれ違えないような道幅のところも多かったが、わざわざ来た甲斐があった。

カミオカラボ

午後は「道の駅 宙ドーム神岡」に併設されたカミオカラボへ行った。あのスーパーカミオカンデの取り組みを紹介する施設で、あらゆるものを透過するニュートリノを検知している。私の身体も常にニュートリノが透過していると思うと不思議な感じだ。

平湯(ひらゆ)温泉

2日目の夜は、奥飛騨温泉郷の1つである平湯温泉の「深山桜庵別館 湯めぐりの宿 平湯館」に泊まった。初めに間違って「匠の宿 深山桜庵」に入ってしまい、隣の敷地に移動した。

平湯館は日替わりで男湯と女湯が入れ替わり、合わせて8つの風呂を楽しめる。食事も2食バイキング+夕食はアルコール飲み放題付きで、また飲み過ぎてしまった。

夕方には近くの日帰り入浴施設で、男湯7、女湯9の計16の湯舟がある「ひらゆの森」にも行き、まさに温泉三昧だ。

新穂高温泉

翌日は同じ奥飛騨温泉郷である新穂高温泉へ向かった。(栃尾温泉の共同露天風呂である「荒神の湯(こうじんのゆ)」には前日に行った。)新穂高温泉の共同露天風呂である「新穂高の湯(しんほだかのゆ)」は、ガイドブックには10月30日までオープンとかいてあったが、9月末までで閉まっていた。

このまま帰るのもしゃくなので、朝も空いている旅館の日帰り入浴を探し、深山荘(しんざんそう)へ向かった。男湯2か所、女湯1か所、混浴1か所の露天風呂があり、穂高岳と鎌田川の景色を楽しんだ。露天風呂には水着を着た女性が入っており、タオル1枚の男性の方が肩身が狭い感じだった。

冒頭でも書いたが、今回は温泉と城を堪能した旅立った。合わせてバイキングと飲み放題で胃腸もフル稼働だった。緊急事態宣言解除バンザーイ! でも気を抜かないように。

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