楽しかったガラパゴス諸島も今日で最後だ。エクアドル本土のグアヤキルへ移動する。
朝食も慣れたものだ。今回もオムレツを頼む。１名で参加している男性からボトルワインをご馳走になったため（ワイン１本を無料でもらえるサービスを受けたそうだが、彼はアルコールを飲まないため）、残ったワインを朝から飲み干す。
その後、ロボス島へ上陸。ひなを育てているガラパゴスアオアシカツオドリや
ガラパゴスアシカ、ガラパゴスセイウチなどを見た。
船に戻ってチェックアウトとチップの支払いを済ます。チップの目安も説明してくれるため、助かる。チップはカード払いも可能だが、個人向けのチップは現金のみだ。エクアドルでは、前々日に行ったプエルト・アヨラの銀行ATMでもキャッシングできず、もしかしから今後キャッシングできないリスクもあるため、現金でのチップ払いは断念した。
お世話になったクルーたちに別れを告げ、ゴムボートに乗り換えてサン・クリストバル島に上陸する。ここでは自由時間があり、プエルト・パケリソ・モレノの街の散策をする。ここの銀行でも、クレジットカードを変えてもキャッシングできなかったが、後ろに並んでいた私たちのガイドに聞くと、「外国人のキャッシングの上限は２００ドルまで」とのこと。これまで手数料を抑えるため、３００ドルを選択していたため、キャッシングできなかったのだ! ２００ドルで選択すると、普通にキャッシングできた。良かった。ガイドに感謝。ここでもガラパゴスカッショクペリカンや
授乳中のガラパゴスアシカ、
ガラパゴスベニイワガニなどを見た。ガラパゴスベニイワガニはプランクトンだけでなく、動物の死骸も食べる、「掃除屋」とのこと。
ミドリ・パブという日本人が経営に関与した店で軽い昼食を食べる。どれもおいしく、「ビールが飲みたい」気分だ。
空港に着き、ガイドやツアーメンバーに別れを告げる。飛行機に乗ろうと待っていると、名前が呼ばれる。行くと預けたスーツケースを開けるように言われ、中身をチェックされた。「これは虫よけスプレーです」などと説明する。飛行機はグアヤキルに着き、送迎車に乗る。ドライバーは、グアヤキルでの注意点や観光地など分かりやすく説明してくれた。キトと同様、ここでも夜８時以降はタクシーでないと、外出は危険とのこと。そのタクシーも、普通のタクシーは観光客から強盗することがあるそうで、「高いが、ウインダムホテルから出るタクシーに乗れ」と言う。なかなかの危険具合だ。
ホテルは４つ星ホテルで、Wi-Fiの速度も速い。部屋も広い。ただ、部屋が寒く。空調の設定を３０℃にしても２２℃までしか上がらず、かといって空調を切ると、中央コントロールによる廊下の温度の影響か、温度が２０℃程度まで下がってしまう。
夕食は徒歩５分の、送迎のドライバーが教えてくれたセミナリオ公園前の「La Pata Gorda」というシーフードレストランへ行く。名物のカングレホ（マングローブガニ）は漁の解禁前で、カキも無いとのことだったので、ハマグリとタコのバター焼きや、カニの身が入ったチャーハンを食べた。どちらもおいしく、ピルスナービールも進んだ。
