パキスタン2日目(イスラマバード→ギルギッド→カリマバード)

 2日目はイスラマバードから飛行機でギルギッドへ行き、ギルギッド市内観光後にカラコロムハイウェイを通ってカリマバードへ移動だ。
 朝は4時に起床。4時半にホテルスタッフがルームサービスで朝食を持ってきてくれた。チップを渡し、まだお腹はあまり空いていないが、朝食をいただく。ランチボックス的なものかと思っていたが、なかなかゴージャスだ。

 ガイドとドライバーは約束通り5時には来ており、空港へ向かう。ちょうど日の出前の礼拝中で、空港内も人が少ない。ガイドも一緒に搭乗してくれたおかげで、何も考えずに飛行機に搭乗できた。ここ25年ほど、飛行機もガイドが付いてくれた旅行はなかったため、久しぶりに楽チンな気分に浸った。機内もガイドの言う通り右側の窓側に座り、窓からヒマラヤ山脈の山々を見ることができた。

 ガイドによると、ギルギッドへの飛行機は、雨や曇りですぐに欠航になるため、欠航率が50%程度で、特に冬は欠航率が高いとのこと。その場合、山道を陸路で十数時間走ることになる。無事に飛んでくれて良かった。空港には別のドライバーが待っており、早速出発する。
 ギルギッド市内観光は、最初にカルガの摩崖仏へ。以前に住んでいた滋賀県にも摩崖仏(摩崖不動明王)があったため、それを思い出しながら観光する。

 次のシネマ・バザール観光では、ガイドに買ってもらったサモサや地元のお菓子などをつまみながら観光する。やはり食べ歩きは楽しい!

 いよいよカリマバードへ向かうため、カラコロムハイウェイに乗る。これはイスラマバードから北へ、カラコロム山脈を通って中国につながる道で、中国が建設したもの。途中シルクロードの跡と並行する(写真の山の中央を左右に通るまっすぐな筋がシルクロードの跡)。この道をラクダや馬に乗って走破した昔の人々の勇気と忍耐力に感心する。

 昼食はラガボシビューポイントで。雲が出てきて、奥にある(と思わる)ラカポシ山が見られないのが残念。

 早めにカリマバードに着き、ここの最高級ホテルである「Hinza Darbar Hotel」にチェックイン。昨夜あまり寝ていなかったため、夕食まで3時間ほど寝ようとしたところ。エアコンがストップ。フロントに話したところ、「停電だ。一部の照明は予備電源で点くが、エアコンは止まる」とのこと。気温マイナス15℃で、毛布もかけ、パジャマも2重に来て寝ようとするが、寒くて寝付けない。かといってWi-Fiも停電で使えない。何もできないまま時間が過ぎる。やはり電気がないと何もできないものだ。ようやく17時に電気が復帰した。
 18時になり、ガイドが紹介してくれた「Rainbow Restaurant」へスープや豆カレー、焼きそばをいただく。お腹一杯。今夜は早めに寝るぞ!


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