世界一周85日目(アレナル吊り橋、バルディ温泉)

 本日は、昨日から振替になったアレナル吊り橋とバルディ温泉の帆帰りバスツアーに参加した。
 朝7時の待ち合わせ時間の10分ほど前に、そろそろロビーへ向かおうかと思っていると、送迎のガイドから部屋に電話が入る。いつもこれくらいに早めに迎えが来てくれるといいのになー。本日のツアーはプエルトリコ人夫婦が2カップルとエクアドルの若い女性一人、私の計6名だ。夫婦のうち、1人は足が悪く、車いすでの参加だ。
 客をピックアップし、サルチでトイレ休憩だ。ここは工芸の町で、止まった土産物屋の裏には工房があり、1つ1つ職人が、旋盤やボール盤を使って木材を加工し、女性職人が色を塗っている。高品質で有名なコスタリカコーヒーの試飲コーナーもあった。
 続いて昼食場所であるラフォルトゥナのレストランに入る。私はコスタリカ郷土料理のカサード(1つの皿にご飯、黒豆、野菜、肉などを乗せた定食)を注文した。魚のカサードだったが、昨夜に食べたカサードより圧倒的に美味しかった。他の客はビーフステーキを美味しそうに食べていた。やっぱりビーフステーキにしておけば良かった。スイカジュースもボリュームがあって完璧だ!

 続いてバルディ温泉だ。コスタリカは火山が多いこともあり、アレナル火山のふもとには温泉がいくつかおる。ここバルディ温泉もその1つだ。ここで客は全員バスから降りる。他の客は夕方までここに滞在だが、私は1時間後に同じくアレナル火山のふもとにあるミスティコパークへ行くため、それまでの滞在だ。中には大きさや温度の異なる露天風呂が10近くあり、3か所ほどに入る。もちろん水着着用で、温泉に入るのは世界一周旅行の最初にアイスランドのブルーラグーンに入って以来だ。ここも温度が40℃程度のところが多く、日本ではぬるめの感じだ。

 時間になり、同じバスでミスティコパークへ向かう。ここでは若い女性ガイドのガビーさんが、マンツーマンで2時間弱案内してくれた。小さな体で三脚付きのフィールドスコープを持ち、遊歩道沿いで動物を見つけると、フィールドスコープで拡大して見せてくれる。コスタリカでこれまで参加したツアーでは、動物を見つけても遠くのことが多く、肉眼では小さくしか見えず、写真撮影しても小さいことが多かった。フィールドスコープだとクリアに見え、写真も大きく写せる。オオハチクイモドキ、シロクロヒナフクロウ、ホエザルなどが見られた。



特にホエザルは、子供のサルが頻繁に蚊を手ではらっているのが、人間と同じだと思った。ミスティコパークには6つの釣り橋があり、アレナル火山もよく見えた。

ガイドがかわいいと(もちろんサービスも良かったが)ついついチップを多く払ってしまう。別の女性1名の客のガイドがイケメンの男性だったが、客の異性のガイドを付けるのは正しい戦略だ。
 再びバスでバルディ温泉に戻る。まだ時間が2時間弱あったため、再び露天風呂に入る。他の客のように5時間まるまる温泉にいるのも飽きるので、ミスティコパークとの組み合わせは良いプランだ。集合して、温泉内のレストランでビッフェの夕食をとる。昼食と違い、肉が硬かったが、特に果物とデザートが美味しかった。他の客も同じ感想なので、世界共通の味覚だったようだ。
 近くのホテルで宿泊する客を降ろし、エクアドル人の女性と私は、サンホセへ戻る。ホテルに着いたのは22時半。翌朝は2時起きでボリビアへの移動だ。早く寝よっと。

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