世界一周66日目(キト→バルトラ、ガラパゴス諸島①)

 本日はキト→グアヤキル→バルトラ島へ飛行機で移動し、そこからクルーズ船に乗り込んでガラパゴス諸島クルーズを始めた。
 キト空港への送迎車が5時20分に来るため、3時半に起きて、4時から軽い朝食をとる。4時オープンといっても、4時ちょうどに行くと、まだ準備している最中というのはよくある話だ。最初はパンとジュースだけ取り、2巡目でフルーツをとる。
 送迎車は集合時刻ちょうどに来る。入島管理カードや船のチケットを受け取り、ドライバーと英語で会話しながらキト空港へ向かう。早朝で渋滞もない。空港にも旅行会社のスタッフがおり、航空券を受け取りる。ATMでクレジットカードからのキャッシングを試みるが、ここでものキャッシングできない。エクアドルでは使えないのか、もしくはキャッシング上限を超えたのか... いずれにしても極力現金は使わないようにしよう。ガラパゴス行きは、生態系を守るために、荷物のチェックが厳格だ。ガラパゴス行きの荷物検査へ行き、検査済のシールを貼ってもらう。航空会社のカウンターでは座席の通路側への変更(トイレが近いため)と、全日空マイレージの登録を依頼する。
 アビアンカ航空の飛行機は、一旦グアヤキルで止まり、そこで多くの乗客が降りて、他の乗客が乗る。私はそのまま座って待つ。格安航空のため、前の座席との間隔が狭い、飲み物などは出ず有料で購入する、ゴミの回収に来る、といった格安航空の条件を満たしている。
 いよいよガラパゴス諸島のバルトラ空港に到着する。入島管理カードの提出や入湯税の支払いをして荷物受取場へ行くと、荷物は来ているが、まだ近づいてはいけないと言われる。すると、犬がやってきて、荷物の上を歩きながらチェックするではないか! 麻薬犬が来て、荷物の周囲を歩くという経験はあるが、荷物の上を歩きながらh初めてだ。

 荷物検査も無事に終え、空港からバスで港へ行き、そこからゴムボート、更にコーラルⅠ号に乗り込む。今回は36名の定員(コーラルⅡ号も合わせると56名)に対して、客は8名のみだ。夏季シューズン中は満席続きで、当初申し込んだ今回の2週間後も8か月前に申し込んだにもかかくぁらず満席で、仕方なくスケジュールを変更したのだが、今回は9月初めの学校などの始まる時期のため、特に客が少なかったようだ。同じ施設やクルーを少ない乗客で占有できるため、ラッキーだ。私以外の7名はすべて米国人だ。2名がいずれもマサチューセッツ工科大学大学院修了のエリートカップル、2名がリタイヤしたての夫婦、2名が55歳の夫婦、もう1人が56歳の男性で、若夫婦以外は私と同世代だ。子育てが終わり、仕事も一段落つき、まだ体力はあるため、「やりたいことができる」世代だ。1名の男性は42歳にリタイヤし、これまで174か国へ旅行したとのこと(ちなみに世界の国数は196)。私もこれまで70か国を旅し、旅行好きな人とも会ってきたが、これほど多くの旅をした人と会うのは初めてだ。1年のうち半分を旅行しており、その費用は不労所得で賄われているという、うらやましい存在だ。
 コーラルⅠ号の最初の訪問地はノース・セイモアー島だ。ガラパゴスアシカ、

ガラパゴスアオアシカツオドリ、

ガラパゴスアメリカグンカンドリなど、次々と近くで観察できた。

もちろん、ガラパゴスウミイグアナと

ガラパゴスリクイグアナもだ。

 その後は、船に戻り、シェフの作ったビュッフェを堪能した。白ワインもグラスで頼んだつもりだったが、ボトルで来た。まだ2泊あるため、十分飲めるだろう。
キャビン内はこんな感じ。私はスタンダード室を頼んだが、他の乗客はスイートルームを頼んでいた。私なりのメリハリをつけたお金の使い方だ。



 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA