本日はガイドの案内でキトの旧市街などを観光した。旅程は、パネシージョの丘→サント・ドミンゴ教会→ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会→サン・フランシスコ教会→独立広場→赤道博物館→楽しい(昼食)。
朝はホテルで朝食。オムレツもシェフが作ってくれるなど、さすが5つ星ホテルだ。ただ果物はあったが、生野菜がなかった。1週間ぶりの朝食ビュッフェで、つい食べ過ぎてしまった。
ガイド、ドライバーとキト市街観光に出発。パネシージョの丘からはキト市街を一望できる。「地球の歩き方」には「パネシージョの丘までの道は強盗が出るため、昼間でもタクシーを使うこと。」と書かれていたが、ガイドによると「昼間は問題ない。夜はタクシーを使うこと。」とのことだった。出版から年数も経っていることもあり、最新情報は現地で確認するのが一番だ。
旧市街へ移動し、そこからは徒歩で散策する。 キトの旧市街は世界遺産になっており、72も教会がある(私がガイドの説明を聞き間違えていなければ)。サント・ドミンゴ教会は南米一歴史の古い教会で、規模も大きい。中はちょうどミサ中で、写真撮影できなかった。
次のラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会も、中が金で覆われていてきれいだったが、ここもミサ中で、写真撮影できなかった。日曜日でもないのに、やたらミサが多い(失礼なことを言ってすみません)。
独立広場では、ベンチでゆっくりしたり、果物を販売したり、キリスト教の布教をする人など、キトの人々の日常が見られ、面白かった。
旧市街観光を終え、車で赤道博物館へ向かう。アマゾン民族による敵の顔のミイラの作り方の解説や、アマゾン民族女性による歌の披露、GPSを使った正確な赤道の特定など、様々な工夫がされていた。赤道の上ではつい、またいで写真を撮ってしまう。
特に面白かったのは、トイレの水を流すときに、北半球では時計回りに渦を巻き、南半球では時計と反対方向に渦を巻くが、赤道上では渦を巻かない、というものだ。実際に水槽の場所を移動して見せてもらった。ということは渦を巻く力は地球の自転方向の傾きが影響しているということだ。
生卵を立てるのに、赤道上の方が立ちやすいことも自分で確かめ、無事に赤道博物館の卒業証書をもらった。
観光を終えて一旦ホテルに戻り、そこから和食レストラン「楽しい」へ向かう。和食を食べるのは、カザフスタンのすしバーへ行って以来、1か月ぶりだ。ここはアジア料理との創作料理とかではなく、純粋な和食の味が守られていた。揚げ出し豆腐、鳥のからあげ、刺身盛り合わせ、天ぷらうどん、どれも美味しい。特に刺身は熱燗との組み合わせもあり、心底美味しかった。やはり日本人だ。
ホテルの地下1階という立地にもかかわらず、結構お客さんも入っていた。(ちなみに日本人は私のみ)鉄板焼きのデモンストレーションもしており、客が鉄板上で燃える炎などを撮影していた。客に鉄板焼きのコテさばきを体験してもらうコーナーもあり、リピーターがいるのも分かる。
ホテルに帰り、最上階のジムやジャグジー、サウナを利用する。いずれも無料で、これもさsが5つ星だ。明日は早い時刻に空港へ移動するため、早めに就寝した。