本日はダカールの北部、ン・ゴール地区を観光した。空港へのタクシー代などを考慮すると現金がギリギリ足り無さそうため、独立広場の周囲にある銀行で、クレジットk-ドのキャッシングをする。今回も最初に行ったATMではキャッシングできず、2台目も、それもビザでは無理で、マスターカードでようやくキャッシングできた。やれやれ。ちょうど近くを通ったタクシーをつかまえる。昨日のウォロフ語しか通じなかったドライバーと違い、本日のドライバーはフランス語と、英語も少し通じるようである。ラッキー! ガイドブックの写真を見せ、アフリカルネッサンス像までの運賃を聞く。5千セーファ(約1,250円)とのことだったので、納得して乗った。目的地に着くと、「次はどこへ行くのか?」と聞くため、今後の立ち寄り地を説明する。値段を聞くと「3万セーファ」と言う。これだと距離が大きく離れた空港までと同じになるため、交渉して1万5千セーファ(約4千円)で決めた。中心街から離れたここでタクシーをつかまえるのはやや大変だし、更に2か所止まるため、毎回タクシーをつかまえて値段交渉するのも面倒だし、今回のドライバーは英語が少し話せるため貴重だ。ドライバーにしても、待ち時間は発生するが、空で中心地に戻らずに済み、街を流すより効率的に稼げるはずだ。
アフリカルネッサンス像は、前大統領が北朝鮮の企業に発注して建設したもので、台座からの高さは約50m。自由の女神よりも高い(世界最大はインドの「統一の像」)。真ん中の男性像の頭部が展望台になっており、ダカールの街並みや大西洋がよく見える。
次はアフリカ大陸最西端へ。先月ヨーロッパ最西端のロカ岬へ行ったため、それに続く最西端シリーズ。ロカ岬ほど有名ではなく、ぞの時の観光者は私のみで、他には釣り人が一人いただけだった。以前には屋外プールやホテルがあったようだが、今は残骸があるのみだった。(正確に言うと、ホテルらしきものが1軒建築中だった。)次に行く予定のレストランが12時開店のため、1時間近くのんびり海を眺めていた。次の出航時間までのんびりする、日本の離島旅行みたいだ雨季とはいえ、良い天気。
その後はすぐ近くのレストランPoints des Almadiesへ。ガイドブックには「ウニとカキが食べられる」と書いてあったが、店のスタッフに聞くといずれも無いとのこと。そのため店の看板メニューでもある海の幸のリゾットを注文した。良く冷えたガゼルビール、フラッブビールとともに、最高のうまさだ。
タクシーで再び独立広場へ戻る。ドライバーは「この後はどこへ行く? 明日は?」と聞くが、暑くなってきたため、これから宿泊先で休み、明朝の空港へのタクシーは手配済みのため、丁寧に断る。おかげで今日は快適に移動できた。
宿泊先で休んだ後に、夕食に出かける。チュニジア以降、「暑い午後は宿泊先で休む」習慣がついてしまっている。良いような、悪いような...宿泊先のWi-Fiがつながらなくなる障害が発生したが、昼寝している間に回復した。不思議だが、結果オーライ。
夕食は独立広場近くの定食屋に行こうと歩いていたら、2日前に行こうとして見つからなかったバーがあったため、入った。ガイドブックの地図が間違っており、合わせてグーグルマップに登録されていなかったため、見つからなかった店だ。こういうこともあるため、違った道を歩いてみることも必要だ。このル・ビキングではガゼルとフラッグの2大国産ビールを飲みまくった。食事はチキンを頼んだら、ゴレ島のレスランで食べた魚をそのままチキンに変えた外観の料理が出てきた。
店内では黒人アーティストのプロモーションビデオが流れており、一緒に踊りたくなってくる。ただ、ディスコのオープン時間は22時でまだ時間があるため:大人しく宿泊先に帰った。