世界一周16日目(リスボン→チュニス)

 本日は1日中移動だ。リスボン(ポルトガル)→ロンドン(イギリス)→フランクフルト(ドイツ)→チュニス(チュニジア)。近距離なのになぜこんなに乗り換えなければいけないかというと、世界一周航空券を使っている関係である。世界一周航空券としては羽田→ロンドンで止まっているため(ロンドン以降は別に航空券を購入)、同じロンドンから世界一周を再開する必要がある。また、私が購入したのはスターアライアンスの世界一周航空券のため、ヨーロッパでは主にドイツのルフトハンザ航空を使う形になっているためだ。
 朝4時にホテルからリスボン空港へ移動。事前にホテルに頼んで「高級」タクシーを手配してもらったため(私から高級を依頼したわけではないが、ホテルに早朝のタクシーを頼んだら「自動的に」高級タクシーとなってしまった。価格は所要時間20分で30ユーロ(約5,000円)と、高級。)、私が5分前にホテル前に行っても既に待機しており、サービスも完璧だった。この時間は、流しのタクシーは見なかったため、ホテルで頼むのが賢明だったと思う。
 ロンドンまではポルトガル航空のエコノミークラスだ。2時間の乗機中に無料で頼めたのは水だけで、その他は有料。
ロンドンからはビジネスクラスのため(世界一周航空券はファーストクラスだが、飛行機にファーストクラスがない近距離便はビジネスクラスとなる。)、ラウンジで飲んだり食べたりした。生ビールを飲もうと、サーバーからビールを注ぐと、泡ばかりになっていしまう。(日本のラウンジのように、グラスを置いてボタンを押せば自動でビールを注いでくれる機械ではない。)スタッフに聞くと、もっと勢いよくサーバーのコックを傾ける必要があった。(私の場合、泡を出さないように少しずつ傾けていたのがよくなかった。)加えて、「生がダメなら瓶ビールだ!」と思ってBecksを取ったら、ノンアルコールビールだった...

 機内でも1時間の乗機時間だけでも食事が出た。ラウンジで結構ビールを飲んだため、今度はワインだ。「やっぱり世の中は金か...」改めて実感。

 天候が悪くてよく機体が揺れたが、無事に食事も終えて、フランクフルト空港に着陸。するとアナウンスで「落雷のため空港内のオペレートを全て停止している。しばらく待って下さい。」とのこと。飲み物の追加サービスもあり、今度はビールを飲んで待つ。結局30分ほど待って、降機が始まった。私の場合、今回は乗り継ぎ時間が5時間もあったため全く問題なかったが、乗り継ぎ時間が短かったら、あせったと思う。
空港で5時間ほど待ち時間があり、フタンクフルト空港のルフトハンザ航空ラウンジで待つ。ただ、食べ物で美味しそうなものが置いていない。ロンドンヒースロー空港のラウンジはもっと美味しそうな食事があったのだが,,,フランクフルト空港にはあと2回寄るため、先が思いやられるな~
 いよいよ乗機して出発、と思ったが、飛行機が動かない。機長より「雨で滑りやすく、タイヤを交換しています。」とのアナウンスが。タイヤなんか予め交換しとけよ!っていう感じ。フランクフルト空港では降機体も離陸も遅れており、今のところ遅延率100%で、JR西日本よりも高い(私的には)。30分ほどしてようやく動き出したが、なかなか離陸しない。ラウンジである程度ビールなどを飲んだこともあり、トイレに行きたくなってきた。トイレに向かおうとすると、「座ったままでシートベルトをして下さい!」とフライトアテンダントに怒られる。我慢の限界に達したらどうしよう、ゲロ袋に尿を入れようか、などと考える。
 1時間ほど遅れてようやく離陸したが、雲の上に達して水平飛行になってもなかなかシート着用ランプが消えない。パイロットが忘れているんでは、とも思っていると、飛行機が揺れ出した。気流が不安定なようだ。それが落ち着いてなかなかランプが消えない。いよいよ限界になり、「アイムソーリー」と言いながらトイレへ走った。さすがに今度はフライトアテンダントも何も言わなかった。
 無事に着陸したが、今度はチュニス空港で荷物がなかなか出てこない。深夜1時を過ぎているため、「さすがにスマホのSIM業者も閉まっているだろう」と到着ロビーに行くと...3業者とも営業している! 着陸がある間は営業しているようだ。国内通話付きのSIMカードを買って20ディナール(約1,000円)、安い! 
 今度はガイドブックなどでも「ぼられた」と悪名高い、空港からのタクシーだ。出発ロビーへ行っても悪徳タクシーが待っていた、やメーターを使うタクシーでもメーターが早く上がるように改造されている、との情報もあり、諦めて到着ゲートから出て、事前に値段交渉することにした。普通にメーターを使うと8ディナール、深夜料金や荷物も入れても15ディナール(750円)程度か、と思っていると、空港建物内にいた業者が「60ディナール(3,000円)」と話しかける。「高い!」というと、それ以上のディスカウントはせず、別の客を探しに行った。彼は60ディナール死守の方針のようだ。建物の外へ行って、業者に「いくら?」と聞くと「40ディナール(2,000円)」。先に60ディナールを聞いているため、何となく安く感じてしまう。「30ディナールでどうか」と言っても、下げるそぶりは見せない。「メーターを使う」と言う業者もいたが、改造メーターだと逆に上限が読めないため、深夜で早くホテルにチェックインしたいこともあり、40ディナールで手を打った。ドライバーはフランス語でがんがん話しかけてくる。また、通りの案内もフランス語でしてくれる。途中で友人が電話をかけてくると、「日本人だ!」と言って、私と話させる(もちろんフランス語で何を言っているかはよく分からなかったが、何となく歓迎ムードだけは感じた。」ガイドブックに「ぼられても、チップは別」と書かれていたため、サービスを評価してチップも払うと、ドライバーは喜んで、陽気に帰っていった。
 ぼられたが、何かいい気持ち。このいい加減さと明るさが、アジア、アフリカ、中南米などの属に言う「発展途上国」の共通項だ。ヨーロッパの清潔さ、明確さもいいけど、私はこの「発展途上国」の雰囲気が好きだ。白人女性による人種差別もない(イスラム教国でそもそも外を歩いている女性が少なめなのもあるが)。深夜で眠いけど、何か気持ちが上がってきた! 今朝は4時に起き、結局ホテルで就寝したのは翌午前4時だった。移動しかしていないけど、1日長かった~
 

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