世界一周7日目(氷の洞窟)

 3日間のバスツアー3日目は、南海岸のミールダールヨークトル氷河にある氷の洞窟の探検だ。南海岸のヴィーク村で別のツアー会社のバスに乗り換えるのだが、手配ミスで実際より少ない人数で予約されていた。調整に30分ほどかかったが、ツアーが始まった。前々日のバス火災など、旅行にトラブルはつきもので、その時に対応にガイドの腕が試される。
 バスはオフロードの道を、車体を左右に傾けながら走る。ビートたけしの番組で芸人を乗せていたタカハシレーシングチームほどではないが、いきなりスリルを味わう。
 現地に着き、ヘルメットとアイゼンを着用して氷の洞窟ツアーの開始だ。左ひざを痛めているため、「アイゼンが必要な氷の上は歩かず、その手前で待っている」とガイドに話したが、「それはだめだ。安全だ。私もサポートするからアイゼンを履いて参加しなさい。」と言われ、ガイドを信じてアイゼンを履いた。
 氷の上を歩いていく。坂道の歩き方など、ガイドがポイントを教えてくれる。はるかしたの谷底を見ながら、木の板の上を歩くなど、スリルを感じながら歩き、何とか氷の洞窟に着くことができた。ひざも無事だった。

 そこからはレイキャビクに戻り、各バス停でツアー客が下りていく。本日の宿泊先であるHostel B47にチャックインする。基本的にはドミトリーで、私は個室を予約していた(シャワーとトイレは共同)。すると、ツアーで一緒だった客の1人から夕食の誘いのメールが届いた。私も夕食をまた一緒にしたいと思っていたため、市街中心部へ向かう。
 彼がネットで探してくれたアイスランド料理バー、Islenski Barinnに入る。満席で待っている客もいたが、基本はバーであるため、客の回転は早い。少し脇道に入った店で、値段も手ごろだ(あくまでアイスランド価格だが)。アイスランド料理の盛り合わせは、クジラ、サーモン、鹿、チーズ、子羊など、一皿でアイスランドに浸ることができた。

ビールももちろんアイルランドのクラフロビール! 楽しい夜が過ごせた。


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