本日は夜行バスでボリビアの首都ラパスに着いた後、ティワナク遺跡の日帰りツアーに参加した。
昨夜21時にウユニを出たバスは朝6時過ぎにラパスのテレストレ・バスターミナルに着いた。夜行バス内では結局一睡もできなかった。リクライニングがフルフラットではなく、どうも身体にフィットしなかった。以前に東京から山形への出張で夜行バスを使ったことがあったが、その時も全く眠れなかった。到着の20分ほど前にラパス市街を一望できる場所があり、5分ほど休憩する。朝食のサンドイッチも、この時いただく。コカ茶を飲んだのは10年前にペルーに来た時以来だ。
バスターミナルには「タクシー?」とタクシドライバーが声をかけてきたが、断る。キューバのハバナのバスターミナルで、自転車タクシーのぼったくりに遭ったため、バスターミナルは要注意だ。ホテルまで20分ほどで行ける距離のため、徒歩でホテルへ向かった。
ホテルでは、まだ朝早かったがチェックインさせてくれた。広くて清潔で、Wi-Fiもある。ただ余計なものはなく、シンプルな感じだ。ウユニのホテルもそうだったが、エアコンはなく、毛布が置いてあった。バスが順調に着いたため、まだ7時前だ。ティワナク遺跡ツアーの送迎は8時過ぎのため、その間にシャワーを浴びたり、歯を磨いたりできた。
ツアーのマイクロバスは、13人の定員一杯を積んで送迎場所のホテルを出発する。1時間ほど走って、10分以上止まっているため、他の客がドライバーに理由を聞くと、ガイドの到着待ちとのこと。こんなのあるのか? 結局15分ほど待ってガイドが乗り込む。特に謝るわけでもなく、バスは出発する。座席が一杯で前列に乗っていた女性を、「ここはガイドが座るせきだから移動してくれ。」と言ってどかせるが、身体が大きい人が乗っていることもあり、後ろにもスペースがない。気を利かせたもう1人の女性客が前列の、ドライバーとガイドの間の席に移動してくれ、何とか全員乗れた。ガイドは笑顔がなく、英語を話してもどうも私の頭に入ってこない。ウユニ塩湖ツアーのガイドと比べると雲泥の差だ。ツアーの良し悪しはガイドによって大きく左右されると再認識した。もちろん、チップはなしだ。
ティワナク遺跡に着き、最初に博物館に入場する。写真撮影は不可で、可能な場所のみ撮影する。写真は発掘された、高さ7。3mモノリート(石像)。
続いて屋外の遺跡を観光する。ピラミッドやモノリードなどを見学した。ただ、ガイドの英語がどうもスムーズに私の頭に入ってこず、断片的な理解となった。客の中にボリビア人女性がいて、写真を撮ってくれたりした。聞くと、彼女も旅行関係者で、将来独立するために、他のツアーに参加したりして勉強しているとのこと。是非成功してもらいたいものだ。ガイドよりもこの女性にチップを渡したいくらいだ。
昼食は、ラマのステーキとサラダなどのビッフェだ。ラマは牛肉を硬くした感じだ。一度食べたら十分だ。ベルギー人女性で、彼氏と一緒に1年間世界一周しているそうだ。1月に日本にも来る予定とのことで、スケジュールを見せてもらったら、目一杯観光先が記載されていた。それだけ日本に興味を持ってくれているということだ。これまでの世界一周旅行中も、日本に行ったことがある、もうすく日本に行く。いつかは日本に行きたいという旅行者を多く見てきた。それだけ日本の自然、食べ物、文化、歴史に魅力があるということだ。オーバーツーリズム問題などを解決し、日本はこのまま観光立国につき進むしかない!
昼食後は同じく近くの遺跡であるプーマプンクの宮殿跡を観光する。
帰りは順調にバスは走り、16時過ぎにラパスに着いて解散となった。ホテルに戻り、昨夜は一睡もしていなかったため、1時間ほど昼寝する。起きたが、日没も近く、最近1日3食が続いて胃も疲れているため、夕食抜きにする。夜はブログ作成や、旅行後の準備などをして過ごした。