世界一周73日目(ハバナ市街③)

 本日はガイド同行のハバナ市街観光だ。旅程は、カバーニャ要塞→モロ要塞→ラム酒ハバナ・クラブ博物館→革命広場→ホセ・マルティ記念博物館(閉館中)→ラ・ボデギーダ・デル・メディオ(昼食)→カテドラル(休日)→カテドラル広場→アルマス広場→市立博物館(休日)→サン・フランシスコ広場→サン・フランシスコ・デ・アシス修道院(休日)→自動車博物館(休館中)→民芸品市場→ハバナ東京。
 ガイドは時間通りにホテルに来た。英語ガイドかと思っていたら、日本語ガイドだった。日本語が流暢で安心。日本語ガイドはイラン以来1か月ぶりだ。早速クラシックカーに乗ってモロ要塞へ向かう。モロ要塞は10時開館と書かれているにもかかわらず、日曜日は10時半開館とのこと。キューバの観光設備はは改装・修理中が多いのに加え、特にネットや入り口に記載がないにもかかわらず、開館時間が短くなったり、休日になっていることが多い。(逆に開館時間が長くなったり、元々休日だった日に営業することはまずない。)
 代わりに先にカバーニャ要塞へ行く。ここは既に開館していた。ここも高台にあり、ハバナ市街の見晴らしが良い。

 モロ要塞を見学した後は、クラシックカーでラム酒ハバナ・クラブ博物館へ移動する。博物館に日本語を話す案内人はいないため、ガイド自らが案内してくれる。本来は管内写真撮影禁止だが、日曜日の朝で見学者が少なく、ガイドと私の2人きりのため、写真撮影しまくりだ。ラム酒の製造工程の概要や歴史などが展示されていた。ウイスキー同様、ブレンダーによるブレンドの設定がキーのようだ。見学後はラム酒の試飲だ。7年間樽貯蔵したもので、アルコール度数40度をストレートで飲む。胃が熱くなる。

 革命広場ではキューバ革命指導者のゲバラの肖像が描かれた内務省と、カミーロが描かれた情報通信省があった。隣にはホセ・マルティ記念博物館があり、最上階からはハバナ市街が見下ろせるそうだが、残念ながらここも「改装閉館中」だ。

 旧市街に戻り、ガイドと徒歩で回る。ラ・ボデギーダ・デル・メディオはヘミングウェイが通った店で、中はヘミングウェイの写真に混ざって、客たちが描いた落書きが壁一杯に書かれている。私も下の方に落書きさせていただいた。モヒートカクテルも食事も美味しかった。ポターヘ・デ・フリホーレス(黒豆のスープ)やコングリ(黒豆の炊き込みご飯)など、キューバの代表的な料理を堪能した。

 広場はもちろん大丈夫だったが、カテドラルや市立博物館など、日曜日で閉まっている施設が多かった。社会主義国で施設の職員が日曜日は休みたいというのは分かるが、客の多い日曜日こそ開館して欲しいものだ。

 14時過ぎに観光を終え、ガイドと別れる。明日以降も同じガイドとのことで心強い。前日は就寝が遅く、暑いこともあり、1時間ほど昼寝した後に、昨日偶然見つけた日本料理店「ハバナ東京」へ行く。かつどん、焼きそばなど魅力的なメニューがあったが、様々な味が楽しめるコンボを注文。酒もあり注文したら、どぶろくのような濾過していない酒だった。焼き鳥、天ぷら、巻きずしを堪能する。やっぱり日本人だな。



 

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