世界一周準備編(その他計画的にやっておくこと)

これまで準備すべきこととして、世界一周航空券、その他の航空券、宿泊先、現地ツアの予約・購入を記載したが、その他で、旅行までに計画的に実行していくことを記載する(持っていくものの準備は別に記載する)。

1.ビザの取得
訪問する全ての国について、ビザの要否を確認し、必要であれば早めに取得する。私の場合は、アメリカ、イランでビザが、キューバでツーリストカードが必要だった。
世界一周航空券の準備で少し触れたが、アメリカが指定しているイランやキューバ、北朝鮮などへ行った後は、アメリカ合衆国入国にはビザが必要となる。これはアメリカで乗り継ぐだけの場合も必要だ。アメリカのビザ取得手続きは大変だった。ネットで書類を作成して提出し、手数料の支払いや面接の予約をするのだが、この書類作成が分かりにくい。途中まで作成した書類が途中で消えてしまったり、顔写真を撮影しても規定に適合しなかったり... ヘルプディスクのチャットにアクセスしてもすぐに回答が来ないことがあるため、平日の昼間にある程度まとまった時間を取る必要がある。
面接は、自宅から最も近い大阪の大阪・神戸米国総領事館で受けた。担当者は優しく、日本語も流暢で、私が元々トランジット(乗り換え用)ビザを申請していたのを、「急病や飛行機のキャンセルなどでアメリカに滞在しなければならなくこともあり得るため、観光ビザにした方がよい。」とアドバイスしてくれ、書類を修正してくれた。
イランはeビザを取得した。こちらも事前にネットで手続きし、大使館から認証書類がメールで届いたら、改めてパスポートや書類、返送用封筒などをゆうパックで送る方式である。なかなかパスポートが返却されず、大使館へ電話してもなかなかつばがらない。どうもつながる時間が限られているようで、色々時間帯を変えて電話してみることをお勧めする。ようやくつながって状況を話すと、「あまり早くビザを発行すると、旅行までに有効期限(6か月)が切れる可能性があるため、止めていた。」とのこと。確かに早めに申請したため、有効期限切れがあり得る。大使館職員の心遣いに感謝である。ただ、私の場合世界一周旅行で早めに出国するため、出国日とビザ有効期限の両方を考慮した上で、パスポートとビザの返送希望日を伝えたところ、その通りに返送された。
キューバのツーリストカードは、コロナ前に旅行会社のかもめツアーに依頼して取得したものが未使用で残っていた。今回の旅行会社であるトラベルボデギータに問い合わせたところ、前回のものが使用可能とのことだった。

2.予防接種
 「黄熱病の予防接種を推奨」とされているアフリカや中南米へ行くが、以前に南アフリカへ行った際に予防接種済みで、接種証明書も持っていたため、今回は黄熱病の予防接種はしなかった(今は1回接種すれば一生有効)。
 その他では破傷風、A型肝炎、狂犬病が主な予防接種だったが、私は破傷風とA型肝炎のみ予防接種した。これらは1回目と、その1か月後の2回目、更にその半年以上後の3回目と接種していくに連れて抵抗力が増す。私はいずれも2回目まで接種した。このためにもある程度日程の余裕を見て1回目を接種しておく必要がある。病院も常にワクチンの在庫をもっているわけではないため、事前の予約が必要だ。私の場合は、狂犬病は「動物に近づかない」ように気を付ける、という前提で接種しなかった。旅行とは別の話だが、友人が帯状疱疹になり、眼にできた場合は失明するリスクもあったと聞いた。また50代から80歳までに3人に1人が発症するそうなので、今回合わせて帯状疱疹の予防接種も2回してもらった(ネットでいずれの予防接種も対応可能な病院を探した)。

3.遺言書
 これは考え方次第だが、3か月の旅行で、外務省の海外安全ホームページで危険レベルが1以下の地域のみを選択しているが、中南米などへも行くため、自分に何かあった場合に備えて、法務局への自筆証書遺言保管制度を利用した。過去にも自筆証書遺言は書きていたが、法務局に保管してもらうことで、遺言の確実性が増す(公正証書遺言の方が更に確実だが、立会人や公証人など費用も高くなり、後で修正する場合も同様の費用がかかる)。事前に関係親族には概要を説明した。

4.長期不在時の対応
 私の場合は一人暮らしのため、長期不在時の対応が必要だった。特に引っ越して間もなくの旅行のため、引っ越し手続きとの同時進行だった。郵便局に転送届を出し、不在の間は妹宅に転送を依頼した。宅配便は今は転送制度がないため、定期的に発送してもらっている健康食品などは、予め送付時期を指定した。電気、水道、ガス、新聞も予め止める期間を連絡した。賃貸住宅の管理会社にも事前に連絡。郵便ポストはチラシで一杯にんらないよう、受け口にガムテープを貼った。部屋の窓を完全に締め切るとかえってよくないと考え(長期空き屋もたまに相続者が風を入れ替えに訪問するケースを想定)、網戸のある個所をわずかに開放しておいた。

5.仕事の対応
 業務の引継ぎや、不在時の連絡先など、必要と思われる対応を行った。

6.銀行口座の管理
 旅行の準備、および旅行中もカード払いが多くなり、銀行口座の現金がショートする可能性があるため、別の定期預金を一部解約し、カード払い用の普通預金口座へ移した。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA