本日から２日間、ニューヨーク市街を観光した。留学先はグアテマラだが、いずれにしてもアメリカで乗り継ぎがあるため、これまで何となく行ってみたいとは思っていたが、行く機会のなかったニューヨークを観光することにしたためだ。以前にブラジルへ行った時に、飛行機の燃料補給でニューヨークに止まったが、機内から外には出ていない。アメリカ横断ウルトラクイズの「ニューヨークへ行きたいか!」の影響もある。初日はマンハッタン中心部のミッドタウンを観光した。旅程は、セントラルパーク→アッピルストア→ティファニー→トランプタワー→５番街→セントパトリック大聖堂→ロックフェラーセンター→タイムズスクエア→ブライアントパーク→ニューヨーク公共図書館→イントレビット博物館→Cafe Fresceo（昼食）→国連本部→クライスラービル→グランドセントラルターミンルビル→片桐→エンパイアステートビル→マディソンスクエアパーク→ブロードウェイでミュージカル鑑賞（ライオンキング）。
朝一にホテルから徒歩１５分ほどでセントラルパークに着く。4km×0.8kmの広大な敷地で、ランニングやサイクリングをしている人も多い。1時間ほど散歩して。高層ビルを背景に緑を満喫できた。
その後は時間も限られているため、私が名前を聞いたことのある建物を中心に散策した（いずれも建物内には入らず）。トランプタワーも押さえておきたい場所だ。後で国連本部へ行ったら、その近くにも国際トランプタワーがあった。トランプ前大統領は、所有ビルを増やしているようである。
タイムズスクエアはまさしくニューヨークの中心で、大画面もあり、東京の渋谷的な感じだ。記念撮影をしている人も何人かいた。
近くに何軒かキッチンカーが止まっている。つい食欲がそそられ、ホットドッグを買う。小さなものなのに５ドル（約７５０円）もする。やはりニューヨークの物価は高い。
イントレビット博物館はニューヨークシティカードC3を購入して事前予約しておいた施設だ。通常のニューヨークシティカードは５か所、C3の方は3か所に入場できる。事前に予約も済ませているため、当日はチケットの購入が不要で、早く入場できた。以前に使用していた空母の中が博物館になっており、戦闘機や軍用ヘリコプター、そしてスペースシャトルも展示されている。ただ、３Dシアターが2か所あったが、いずれも別途料金が必要だった。それぞれ１10ドル、12ドル（1,500円、1,800円）と私にとっては安くなく、「高い入場料（6千円程度）を取って、更にお金を取るのか!」という印象だ。結局、３Dシアターは断念した。
そこから国連本部までは路線バスで移動する。ニューヨークでバスに乗るのは初めてだ。20分待ってようやくバスが来た。前日に購入したメトロカードを使う。
事前に予約した国連本部のガイドツアーまではまだ時間があるため、近くのハンバーガー店でハンバーガーを食べる。フライドポテトとコーヒーを合わせて１８ドル（2,700円）。注文後にハンバーガーを焼くため美味しかったが、物価は日本の3倍程度だ。
国連本部では荷物やパスポートチェックがあり、入場まで30分近くかかった。日本語ツアーに参加できたため、日本人の国連職員による説明で、国連の役割や核会議室の様子など、よく理解できた。日本語ツアーは特別にリクエストしないと開催されないそうで、一緒に参加した女性4名のうちの1人がリクエストしてくれたようだ。写真は国連総会の会場。
同じくニューヨークシティーパスC3でエンパイアステートビルの見学を予約していたため、向かう。数か所入場口があり、最後の1か所から入場する。ニューヨークシティーパスで入場できるのは86階までで、102階まで行ったり、行列に並ばなくてもよい権利、日没が見られる時間帯の入場は別料金がかかる。エレベーターに乗る手前に、エンパイアステートビル建設当時の写真や歴史の展示コーナーがあったが、そこは適当に通過する。事前予約制度である程度入場者が抑えられていたが、それでも観光客は多い。86階からはニューヨークの景色が一望できた。
マディソンスクエアパークに寄った後は、ミュージカルの開演まで2時間近く時間があり、歩き疲れと時差ボケでしんどかったこともあり、一旦ホテルに帰って仮眠する。結果的にはこれが良かった。
ブロードウェイのミュージカル会場までは、徒歩７分程度、と思ったら、フライデーナイトでブロードウェイの歩行者天国も人で一杯で、会場に着くまで２０分くらいかかった。
会場は日本から予約を入れており、前から２列目の最も左側の席だ。前の方だが端のため比較的安めの席だった（それでも２万５千円くらいする）。写真撮影は厳禁だったが、ライオンキングは全員が動物や植物（草原やサボテンなど）に扮しており、ダンスも多様で大いに楽しめた。最後もスタンディングオーベイションで、私も一緒に生まれて初めてスタンディングオーベイションをした。ただ、笑いをとっていたジョークの内容はほとんど理解できなかった。
ホテルへ戻ったのは２３時。前夜は静かだったが、週末はホテル内にディスコがあるようで、午前３時までうるさかった。これも中心地にあるホテルの運命か。
