前日に続いて朝3時に起きて、4時15分からの日の出ツアーに参加する。天気は．．．あいにくの雨。朝日が見られる可能性はゼロだ。昨日と同じガイドのニクソンさんと夜明けのコーヒー（いやらしい意味ではありません）を飲み、出発する。隣のホテルで更に5名の参加者（米国出身のグアテマラ人親子、グアテマラシティ在住の若い女性連れ、コロンビアからの男性1名）と合流する。
暗闇の中を懐中電灯で照らしながら歩く。雨も降っていて、滑って転ばないように細心の注意を払う。ティカル遺跡も最も高い建物のⅣ号神殿は修理中で登れないため、その次に高い建物である「失われた世界」の建物に登って夜明けを待つ。晴れていれば朝日を待つところだが、雨天で空が白っぽくなるのを待つだけだ。ここからはⅣ号やⅢ号などの神殿の頂部が見える。
夜が明けた後は、前日と同じような場所を見学する。前日は行かなかった７つの神殿の広場などにも行った。
帰りには、コスタリカへ行った時には見られなかったサンショクキムネオオハシも見られた。
ガイドのニクソンさんとも別れ、ホテルへ戻る。朝食を食べた後、チェックアウト時間の１１時まで３０分ほど仮眠をとる。その後は再び一人でティカル遺跡へ。３度目の入場で、入口のスタッフとも顔なじみだ。ガイドが「蚊が多い」と言っていたⅥ号神殿へ、虫よけスプレーをたっぷりふりかけて進む。確かにガイドの言う通り、虫よけスプレーをしていても、写真を撮るために数秒立ち止まるだけで、蚊の音が近づいてくる。
さっさとⅥ号神殿を離れ、次はガイドが勧めてくれたグループＧへ。誰も観光客がおらず、ゆっくり観光できた。
既に行ったグラン・プラザなどを通り、修復工事中のⅣ号神殿へ。トイレがあったため、寄っておく。
再びホテルへ戻り昼食。３択のうち、まだ注文していばいパスタを注文。ここでもビールを２本飲んだ。
昼食を終えて会計をしようとすると、ホテルのスタッフが「１４時半発の空港行きのバスに乗って下さい」と言う。旅行会社から聞いていたのは１６時発で、それまで博物館を観光するつもりでいた。その旨を話しても「日曜日なのでこの後のバスはない」と言う。念のため旅行会社に電話してもらって交渉してもらい、１６時のバスを出してもらえることになった。後で旅行会社に聞くと、グアテマラなどのラテンアメリカでは、先方の都合で勝手にバス時間を変更することはよくあり、都度交渉して予定通りに戻してもらっているとのこと。要注意だ。
改めて、近くの博物館（ティカル博物館と石碑博物館）へ行く。規模は小さかったが、行かないと中の様子は分からないため、行けて良かった。いずれも中は写真撮影禁止だった。
ホテルに戻ると送迎バスが待っており、早速フローレスへ出発する。国立公園内でも、どう考えても制限速度の45km／時は大幅に超えて走る。このため行きよりも30分早い1時間程度で着く。出発時間まで4時間近く空港で待つ。雨で靴や靴下は濡れており、ズボンも泥で汚れている。飛行機の到着が遅れているようで、結局1時間遅れで出発する。
グアテマラシティ空港では送迎車が待っていてくれて、日曜日の深夜で道路が空いていたこともあり、猛スピードで飛ばす。50分程度でホームステイ先に着いた。それでも到着は深夜０時。ズボンだけ軽く洗い、そのまま就寝。
あいにくの雨で日の出は見られなかったが、３度も入場しティカル遺跡を十分に堪能できた。
