本日は一人でパナマパナマ旧市街とパナマ・ビエホを自分で散策した。旅程は、独立広場→歴史博物館→パナマ運河博物館→カテドラル→サン・ホセ教会→フランス広場→国立劇場→パナマ・ビエホ→修道院跡→ティナハス。
朝起きた時の体温は36.2℃と平熱に戻った。体調も少しだるさはあるが、かなり回復した。旧市街はホテルから歩いて10分程度で着いた。街並みのリニューアルが進んでいる。パナマ運河博物館では、パナマ運河の歴史資料などを展示していた。不思議と写真で服の部分だけ紙で貼ったような展示があった。元々服をきていなかったのかな?
米国による1989年のパナマ侵攻についても展示し、見学者の意見を募集していた。米国が中国の現状変更を非難しているが、米国もベトナム戦争などひどいことをしてきている。3日前に行ったミラフローレス閘門のIMAXと同じく、ここも冷房がよく効いている。エレベーターに付いている温度計を見ると21℃。外は30℃近い暑さのため、上着の持参が必須だ。
フランス広場はパナマ湾に面しており、平和な感じだ。海沿いには土産物屋が並ぶ。一昨日に見た、サン・ブラス諸島に住むクナ族のモラ(伝統衣装のブラウスの胸と背中の部分)も数多くの店で売られており、何か複雑な感じだ。ナミビアのあちこちにヒンバ族の土産物屋があったのと似ている。知名度を活かして、各地で商売をしているということだ。
パナマ・ビエホには、まず地下鉄で最寄りの駅まで行く。地下鉄の利用は慣れたものだ。駅からパナマ・ビエホまで3kmほどある。病み上がりでもあるため、今回の世界一周旅行で初めてウーバーを使う。無事に利用できて、3ドル弱でパナマ・ビエホに着く。ちょうど雨季特有のスコールが、ウーバー乗車中に降ったが、到着時には止んでた。
入場券を買う10ドル(約1,500円)で、外国人はパナマ人の倍額だ。日本の観光地も早く「外国人用チケット」を導入して欲しいものだ。観光を外貨獲得機会と唱えるのであれば、そうすべきだ。ひかり号など外国人が安くなるパスを販売している場合ではない。
遺跡までは電気カートに乗って移動する。カテドラルの跡などが一部修復されている。イギリス海賊に街を焼き尽くされた悲哀を感じながら散策する。
民族舞踊ショーが見られるレストラン・ティナハスの予約時間19時まで時間があるため、遺跡横の芝生の上で横になる。曇っているため、気温的にちょうどいい。雨も降らずにもっている。
何とか施設の閉まる17時まで時間をつぶしたが、まだ2時間ある。帰りも地下鉄駅までウーバーを使う。帰りは5ドル強(約800円)と行きの2倍以上した。需給の関係でウーバーの価格も変わる。
ティナハスは1時間ほど早めに着き、夕食を食べ始める。パナマ料理の盛り合わせは、私の口に合わないものもあったが、いろいろな料理を経験できた。
ショーは予定時間の5分遅れで始まる。それほど凝ったものではないが、男女が楽しげに踊っており、私も元気をもらった。観客は7割程度入っていた。民族舞踊は火、木・金・土のみの開演のため、今回見られて良かった。
ショーは1時間ほどで終わり、地下鉄の運転時間内に利用して帰宅できた。ホテル付近も、酔って椅子の上で寝ている人もいたが、特に危険は感じなかった。