本日はウィントフック→パナマの3日目。パナマ到着後はパナマシティ市街観光をした。深夜2時前に出発する飛行機に乗り、ワシントンからパナマへ向かう。ビジネスクラスなのに食事が出ないな、と思っていたら、着陸前に朝食が出てきた。早朝パナマ着なので、この方が理にかなっている。
パナマ空港は第1と第2ターミナルに分かれており、荷物受取場も2つに分かれていた。「どちらかな?」と思いながらも、降りた場所に近い第1ターミナルの入国審査へ向かう。誰も乗客がいないな、と思いながら、パナマは乗り継ぎが多く、深夜便なので入国する人も少ないのかなと思い、係員にパスポートと合わせて搭乗券も見せる。荷物受取場に行くと、各便がどのレーンに出るのかと言う表示が1つもない。不思議に思って空港のWi-Fiにアクセスして調べると、パナマ空港はコパ空港は第2ターミナルとのこと。再び入国審査を戻らなければならないため、別の係員に事情を説明すると、私のパスポートの写真を撮って、戻っていいという。特にどの航空会社がどのターミナルかという表示もなく、入国審査もそのまま通過できてしまうため、私のような人はいると思う。第2ターミナルの入国審査で事情を説明すると、係員が別室で確認後、再入国できた。
荷物も無事に取り、SIMカード購入と、ATMキャッシングを済ませる。ホテルまでの移動を、タクシーか、ウーバーか、地下鉄かで迷ったが、特に朝夕は道路の渋滞が激しいとのことで、駅からホテルまでも数百mと比較的近いため、地下鉄を使うことにした。プリペイドカード代2ドルと
3ドルチャージして5ドル(パナマでは米ドルを使用)、地下鉄料金、市バス料金とも距離に関係なく1回0.35ドル(約50円)で、タクシーの30ドル強の約100分の1だ。地球の歩き方や外務省情報によると、私のホテルは「治安悪化地域」に入っていたため(宿泊予約時はそのことは知らず、旧市街に比較的近くて安価なホテルが限られていた。直前になって気付いた。)地下鉄は新しく、表示も分かりやすい(英語の表示はあまりないが、プリペイトカード購入機は英語も選択できた)。朝は5分以内毎に来るが、どれも一杯で、私お1便待ってようやく乗れた。地下鉄ですらこの混みようなので、朝夕の道路の渋滞は、推して知るべしだ。
20年ぶりに使う腹巻型の貴重品入れにパスポートなどを入れ、緊張感をもって駅からホテルまで歩く。確かにメイン道路から外れると、建物が古く、スラム街的な感じだが、メイン通り(Central Espana通り)は終日歩行者天国で商店が並び、街並みもきれいだ。ホテルもこの通り沿いにある。
今回のホテルは一応ホテルだが、設備やアメニティは簡素だ。今回は初めての水シャワーだ。使ってみると確かに水だが、気温が高いため水温も高めなため、何とか使える感じだ。
ホテルチェックイン後は、パナマ運河のミラフローレス閘門へ向かう。これもウーバーか公共交通機関で迷ったが、ミラフローレス閘門行きのバスがあるというネット情報があったため、公共交通機関を使う。まずは地下鉄でAlbrock駅まで行き、隣接したでミラフローレス閘門行きのバスを探す。バス停には表示が全くないため、何人かに聞いて乗り場で待つ。すると「ミラフローレス」と書かれたバイスが来た。終点なので、降りるのも簡単だ。乗車と下車時は、地下鉄と共通のプリペイドカードをタッチする。
ミラフローレス閘門に着くとスタッフが「次に船が通過するのは14時頃。それまでIMAXを見たり食事をしたりして待って欲しい」とのこと。今は10時半のため、11時のIMAXを見る。入ると冷房が異常に効いていた。汗でTシャツが濡れた状態で強い冷房に当たり、おまけに時差ボケと睡眠不足で半分くらい寝てしまったのが、後ほど災いすることになる。imaxはパナマ運河の歴史に関するものだった。何とか時間をつぶしていると、やや早い13時半に船がやってきた。太平洋側と大西洋側で水位が異なるため、閘門でゲートを仕切り、水をゲートに隣に移し替えて水位を合わせ、両サイドの車で船を引っ張って移動していく。
再び国営パスターミナルへ戻り、そこからアイコンの丘を目指して歩く。距離は3km程度だが、高さもあるため、体調の相談しながらどこまで登るか決めることにした。午後3時と最も暑い時間で、登るごとに汗が出てくる。頂上までいくとパナマ市街が見えるとのことだったが、半分程度で諦めて、ホテル側から下山した。その間は高級住宅や大使館、弁護士協会など、金持ちと関係ありそうな施設が並ぶ。金持ちが高い場所に住むのは世界共通だ。
最後に、夕食のため水産市場へ向かう。ここは日本の援助でできた施設だ。16時のため、閉まっている店もあったが、巨大なロブスターを見て興奮する。
2階のレストランに入り、夕食だ。当初は魚料理をと思っていたが、直前に大きなロブスターを見てしまったため、高いがロブスターを注文。すると主人は1階の市場からロブスターを仕入れて見せる。これまでで初めて見る巨大さだ。そしてパナマのビールを5種類飲んだ。350mlじつとは言え、結構酔っぱらう。
帰宅後は時差ボケと睡眠不足で、すぐに就寝した。喉も痛くなってきため、念のため葛根湯を飲んだ。