今日から3日間のバスツアー。初日は「ゴールデンサークル」と呼ばれる、レイキャビク近郊の3大観光地(シンクヴェトリル、ゲイシール、グルトフォス)を回った。
8時半~9時にバスがピックアップに来るはずのバス停№1で20分ほど待ってもバスが来ない。いよいよ9時を過ぎてしまった。空港で購入したSIMカードが通話できないものであったため、近くの市庁舎の受付にお願いして、ツアー会社に電話してもらった。「遅れており、これからピックアップして回る」とのこと。これで3日間無駄にしなくて済む。 ツアーバスの客は17名で、中国人比率が6割程度と多かった。前日に続き、日本人は私一人。
最初の訪問地シンクヴェトリルは、日本で地震を引き起こす原因の1つである、ユーラシアプレートと北米プレートが生まれている場所だ。
駐車場も一杯で、ハイキングコースも観光客が次々と押し寄せ、売店のフードコートも並ばないと注文できず、ややオーバーツーリズム状態だ。
次の観光地に向かう途中で、道路前方から黒煙が上がっている。
更に近くまで行くと、観光バス全体から炎を上げて燃えていた。道路を通れないため、引き返して別の道を走る。こういった想定外のケースで必要な対応をしていくのがツアーガイド(今回もドライバー兼務)の重要な任務である。後でガイドから聞いた話では、新しいバスだが、バッテリーから異臭がし、急いでバスを停めて乗客を非難させ、負傷者は出なかったとのこと。こちらもガイド兼ドライバーの適切な対応が人命を救った例だ。
次のゲイシールは間欠泉だ。10分待っても噴き出さないため、寒かったこともあり、見続けるのを諦めた。後で他のツアー客に聞いたら、見られたそうで、誠に残念! 私の「待てない性格」が悪い結果を招いた一例となった。
その次はグルトフォスだ。昨日もそうだったが、アイスランドには雪解け水が山から湧き出て流れる滝が数多くあり、グルトフォスはその中で最も有名だ。とにかく、スケールの大きさに驚く。
世界三大滝(ナイアガラ、イグアス、ビクトリア)に次ぐスケールの大きさで、知名度<インパクト という意味では、日本では屋久島の大川の滝的なポジションかなと思う。
いくつかの滝を見た後は、ツアー会社が用意したキルキュバイヤルクロイストゥル村の「Adventure Hotel」に2泊。コテージで快適に過ごせた。