本日はアルトゥン・エメリ国立公園ツアーの2日目。本日の訪問先はアルトゥン・エメリ博物館→アクタウ山→カトゥタウ→コスパスタウ村の樹齢700年の柳の木→シタープ(夕食)。
ゲストハウスで朝食をとる。今回はおかゆで、ガイドやツアー参加者と会話を楽しみながら、美味しくいただいた。
アクタウ山は茶色や青色の山があり、地層も含めて美しい。約1,500万年前は湖だった場所で、恐竜の化石なども見つかってる。入口に来たところで、ユーチューブチャンネルの制作会社が撮影に来ており、私もインタービューを受けた。アルトゥン・エメリ国立公園の印象を聞かれた。私としてはアスタナやアルマティ、カザフスタンの印象を話したかったが、その質問はなく、最後に「トヨタカムリの日本での価格は?」と聞かれた。ガイドによると、トヨタのカムリとジープが、カザフスタンの男性のステータスのようだ。
ハイキングを始める前にトイレへ行ったところ、穴をあけただけのもので、おまけに扉が外れていた。昔の中国の「ニイハオトイレ」状態。
今回も急な斜面ではガイドに手をひいてもらいながら登る。ガイドの助けがなければ登れなかったところだ。山の頂上から見る景色はまた格別だ。
次はカトゥタウへ。これは奇石で、先ほどの制作会社がここでもロケをしていた。
ツアーを終え、順調にアルマティへ戻る。ガイドには手をひいてもらったりと大変お世話になったので、チップは当初想定の2倍の10,000テンゲ(約3,300円)を払おうと思っていたら、ガイドがジープの最も奥に座っていた関係で、ガイドに手渡すことができなかった。仕方なくホテルでチェックインすると、事前にデポジットとして10,000テンゲを預けるように言われる。同じホテルに3日前にチェックインした時はクレジットカードでよかったのに...チップを渡していたら、10,000テンゲが無いところだった。なんか複雑な気持ち。
アルコール類を飲むと足が痛くなるため、今回のハイキング・登山に備えてここ3日間はアルコールを断っていた。(この2日間は飲みたくても近くにアルコールがない状態ではあったが。)次のイランは、サウジアラビア並みにアルコール類が全く飲めないそうなので、ビールを思いっきり飲んでおこうと、シタープ(ビアパブ)に入る。地元のラガービールなど、500ml3杯を、ソーセージとチュチュヴァラ(中央アジア風水餃子)をつまみに飲んだ。これでイランでのノンアルコール生活に耐えるぞ!