世界一周15日目(リスボン市街②)

本日もリスボン市街観光。観光先は、ケーブルカー乗車→サン・ペデロ・デ・アルカンタラ展望台→サン・ロケ教会→カルモ教会→サンタ・ジュスタのエレベーター→市電28番乗車→グルメッツ・ピザ・エ・ケバブ(昼食)→ファド博物館→軍事博物館→カテドラル→パティオ・デ・アルファマ(夕食、ファド、フォークダンスショー)。
 ファドレストランで夕食をとりながらファドを聞きたいと思っていた。ただ、ポルトのワイナリーで一度はファドを聞いたため、ファドだけでは物足りず、今回の店を選んだ。昨日予約の電話をすると、昨日は満席であったため、本日となった。翌朝は4時にホテルを出ないといけない。またショーは23時過ぎまでかかるため、本日は昼過ぎに一旦ホテルに戻って仮眠をとることにした。
 ホテルから徒歩5分のテレイロ・ド・パソ駅から地下鉄ブルーラインに乗る。今回も買い直したリスボンカード(いかん、昨日紛失したことを思い出してしまった)で改札を通過。レスタウラドーレス駅で降り、ケーブルカー(グロリア線)に乗ろうとすると、20年ほど人が並んでいる。また列か...と思っていると、男性が来て「団体客が待ってるため、先に乗って下さい。」とのこと。ケーブルカーに乗車する。

ケーブルカー沿いには、ここにもストリートアートが書かれている。

 サンタ・ジュスタのエレベーターは、「地球の歩き方」によると、「上りはたくさんの人が並んでいるが、下りは空いている。」とのことで、カルモ教会へ先に行き、そこから下りに乗るつもりだった。カルモ教会へ行く際にグーグルマップし示された2つの経路のうちのより早く着く方を選んだら、サンタ・ジュスタのエレベーターの下の方の乗り場に着いてしまった。どうやら、この経路はエレベーターを使って上る前提だったようだ。「エレベーターだし、何度か往復を待てばすぐに乗れそうだ。」と思って並んでいると、列がなかなか前に進まない。聞くと、どうやらエレベーターは14分に1回した作動しないようだ。混んでいるならもっと頻度を上げればいいのに。先ほどのケーブルカーも、団体客が待っているのに、私が降りた後もそもまま止まっていた。あまり「客を待たさないように」という発想は無さそうだ。

 「乗り物に乗ってみようシリーズ」第3弾は、市電の28番路線だ。次々とやってくるが、どれも満員だ。どうやら乗り場でなかったようで、歩いて乗り場までいくが、渋滞のせいで、市電より徒歩の方が早い。ようやく1つの車両に乗り込む。ガイドブックの通り、建物に囲まれた狭い道路をすり抜けていく。

今度は降りようとするが、降り方が分からない。前日に乗った市電は出口の「開ける」ボタンを押す方式だったが、出口のドアにボタンはなく、客席にもボタンはない。探していると、出口から1.5mほど離れたところに1つだけ赤いボタンがあった。説明書きも無く、これはなかなか気付かない。ボタンを押すと、次の停留所で降りることができた。
 前日に国立古美術館近くでピザ屋を見つけたにもかかわらず、タイムアウト市場まで行くと山のような人だかりでピザ屋が見つからず、結局空いていたパスタ屋で食べて失敗したため、今回はピザ屋を探した。和食は今のところそれほど欲していないが、ピザはアイスランドで食べてから1週間で、無性に食べたくなった。おそらく、よく見かけるからだろう。
ハンバーガー屋と併売の店で、20種類以上のピザのメニューで、僕の嫌いなトマトが入っていないのは2品だけ。そのうち1つを注文すると、美味しく、大きく(これでミディアムサイズ!)、安く(8。5ユーロ(約1,300円)、リスボンの物価として)ピザを堪能した。

夜はカテドラル→パティオ・デ・アルファマへ。一人の客はほとんどいないようで、名前を言わなくても予約できた。座席も前の方を準備してくれており、また、ワインもコース料理だとハーフボトルだが、実際には2人に1本というカウントのため、1本飲むことができた。自分だけ差別されるととても不快だが、自分が優遇されると、特別扱いが好きな中国人でなくても、気持ちの良いものだ。フォークダンスも、タップダンスが見られて良かった。



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