本日は朝にシーラーズ市街観光をし、その後世界遺産のペルセポリスなど、郊外の遺跡を観光した。旅程は、ピンクモスク→SIMカード購入→パサルガダエ→ナグシェ・ロスタム→Parisino(昼食)→ペルセポリス→ヴァッキールモスク→バザール→ホテル近くのレストラン(ペルシャ語のみで店名不明、夕食)。
ピンクモスクは、私が今回イラン行く決め手になった場所である。ステンドグラスから漏れる朝日が美しい。このため晴れた朝でないと、この光景は見られない。ちょうど観光客が少なく、ゆったりと写真撮影できた。
郊外の遺跡へ行く前に、昨日購入できなかったSIMカードを購入しに店舗へ寄る。ここは郵便や電話なども扱っているそうだ。ただ、外国人向けとなるとすぐに買えず、本部に確認したりして1時間以上待った。どこまでも外国人に優しくないシステムだ。ようやく購入でき、グーグルマップが使えるようになった。やれやれ。
世界遺産のパサルガダエへ行く前に、昨日ガイドが購入してくれたメロンをご馳走になる。驚くほど甘い! 日本のメロンとは比較にならない甘さで、この甘さを経験できただけでも、イランに来た甲斐がある。
世界遺産のペルセポリスへ行く前には、養殖マスのフライを食べた。さっぱりしていて普通においしい。ノンアルコールビールのレモン味を飲んだところ、これも爽やかで美味しい。レモン味が付いていないものは、どうしてもビールとの味の違いがはっきり出てしまうが、味がついていると、チューハイっぽくて、ビールとの味の違いもごまかせる感じだ。多くの店にノンアルコールビールが置いてあるが、アルコール禁止のイランでノンアルコールビールの需要があるということは、これまでにビールを飲んだことのある人や、今もこっそり飲んでいる人が多いということだ。(ビールを飲んだことのない人がノンアルコールビールを飲みたいとは思わないはず。)
ペルセポリスは広大だった。劣化が激しかったり、建築途中で国が滅ぼされてそのままになったりしている遺跡もあるが、よく以前の姿が残っているものある。中でもアパダーナの東階段は、23の属国の使者の特徴が表された彫刻がよく残っていた。
夕方は前日に開いていなかったヴァッキールモスクとバザール散策した。「どこから来たのか?」や「ニイハオ」などと声掛けしてくれるお店の人や通行人も多く、心がポカポカする。いちじくが売っていたので、少し購入した。これも甘い。気候が乾燥しているため、糖度が高くなるとのこと。