滋賀県彦根市にある佐和山城跡へ行ってきた。
佐和山城は石田三成がおさめた城として有名である。
車を龍潭寺の無料駐車場に停める。そこにはトイレもあり、ハイキングコースマップの看板もあった。
最もポピュラーなのは、龍潭寺から入るハイキングコースである。
しかし、この先に龍潭寺の門があり、朝9時にならないと開かない。私が着いたのは8時半だったので、大回りにはなるが、大洞弁財天からのハイキングコースを選択した。
大洞弁財天の本堂をお詣りし、その裏にある階段を上ってハイキングコースに入る。
そこからは急な上り坂を登っていく。15分ほど歩くと、龍潭寺からのハイキングコースとの交差点があり、そこから更に15分ほど登ると、本丸跡に着いた。そこからは360度の景色が楽しめた。
9時を過ぎていたので、下りは龍潭寺の方へ向かう。龍潭寺は井伊直政が佐和山城主になった際に、浜名湖から移建した。今でも浜名湖の北にも龍潭寺があり、両方とも井伊家の菩提寺である。
入場料は400円。写真撮影はOKだが、中に何か所か「撮影禁止」と書かれた場所がある。私は日本庭園が気に入った。紅葉もきれいだ。
帰りは隣りにある。井伊神社に寄った。こちらも井伊家が浜名湖北の井伊神社から分霊したものである。風化による痛みが激しく、屋根や柵で囲われていた。
今回は佐和山城跡へ1時間弱のハイキングをした。彦根の佐和山城→彦根城の移転も、戦乱が終わって山城→平城の移り変わりの1つである。どうでもいいことだが、寒くなってきてトイレが近くなり、龍潭寺と龍潭寺駐車場のトイレを計3回も使わせていただいた。