本日は日帰りバスツアーでプリトゥヴィツェ湖畔国立公園へ、旅程は、ラストケ村→プリトゥヴィツェ湖畔国立公園(入口2からエコリジーバスで上流へ→上湖群を散策→遊覧船でコズィヤク湖を下る→カフェで昼食→下湖群を散策)→Batak(夕食)。
これまで各国でバスツアーを利用してきたが、今回のガイドが最もポイントを心得ていた。まずバスの座席は、予めどんな人がどこに座れば適切かを考えて案内する(自由に任せると、後で来る2人連れが離れた席に座らなければならなくなる)。バス内で「私たち19人は1つのグループだ」とバラバラに行動しないように意識づけ(特に今回は9時~13時入場分は入場券が売り切れるほど人が多く、はぐれる可能性大)、本日のスケジュールや観光先、国の歴史、経済、お勧めのレストランなどもれなく話す、常に人数を把握しはぐれた人がいないかを確認、途中の散策路で人の長い行列を発見してルートを変更など、完璧な対応だった。
最初の訪問先ラストケ村から、早くもきれいな滝と街並みを鑑賞する。
プリトゥヴィツェ湖畔国立公園は、イエローストーンに続いて世界自然遺産に登録された場所で、あまりに多くの観光客が来るため、昨年から入場者数を300人/時間に制限しているとのこと。知らずに路線バスで行ったら、入場できないところだった。16の湖とこれらをつなぐ92の滝からなる。最初から美しい滝とエメラルドグリーンもしくは透明の湖が続く。
途中でフジフォルムの一眼レフを持った女性に話しかけたら、大の日本ファンで、ニコンの一眼レフも所有、肩には桜のタトゥー、デスノートなど日本のアニメ好き。日本のことも非常によく知っていた。まだ日本に来たことがないそうで、ビザの取得に手間がかかること、英語が通じにくいことがネックになっているとのこと。ビザなしでの入国が可能な国の拡大、ビザ申請手続きの簡素化、英語対応の拡大などを日本として更に推進し、彼女のような日本ファンが容易に日本に来られるようにして欲しいものだ(準備編でも記載したが、私も米国ビザ取得に苦労した)。
あまりに滝も湖も美しく、写真を撮りまくってしまった。
無事にザグレブ市街に戻り、夕食は地球の歩き方に載っていた(ガイドもお勧めしていた)グリルの店、Batakへ。名物のチェヴァブチチ(チーズ入り)を注文。円柱型のミニハンバーグで、美味しくて白ワイン(Batakワイン)を1本開けてしまった。