本日は主にドブロブニク・パスを使って入場できる施設を見学した後に、飛行機でザグレブへ移動した。旅程は、城壁の遊歩道→海洋博物館→総督邸→ドブロブニク空港→ザグレブ空港→イェラチッチ総督広場→Vindol(夕食)。
8時からのオープンに合わせて総督邸へ行くと、まだ閉まっていた。開館が10分ほど遅れるのはこれまでの観光でも経験済みのため、先に城壁へ行く。暑い夏は、まだ涼しい(といってもTシャツ1枚でも暑いくらいだが)うちに城壁の遊歩道を一周するのがいい(と、他の観光客が言っていた)。旧市街と、初日に行ったロクルム島がよく見える。
海洋博物館では、地中海を航海していた船の模型の展示や、解説した映像が見られた。
暑くなったので早めに宿泊先へ戻ると、Trip.comからメールが来ている。「本日のザグレブ行きは欠航になりました。」なに? 当日かよ! 1週間ほど前に8月中旬のテヘラン→イスタンブールの欠航の連絡があったため、その時は別の航空会社の飛行機を手配し直した。Trip.comによると別の便への変更が可能とのことで、当日はその1時間後の便と夜遅くの便が記載されていた。1時間後の便へ変更予約を入れる。するとTrip.comより「満席で変更不可」との返事が。更にTrip.comを検索すると、2日後まで満席のようだ。航空会社(クロアチア航空)のサイトを見ると、当初の1時間前の便が空いているようで、急いで予約を入れた。早めに宿に帰って、メールを確認して良かった。Trip.comの航空券は安価な分、制約条件も多いため、多少高くなっても航空会社で直接購入した方が、こういう時は確実だ。
急いで宿をチェックアウトし、シャトルバスでドブロブニク空港へ向かう。道路が大渋滞していたが、これも余裕も見た出発時刻のバスを選んでいたため、事なきを得た。Trip.comの方の航空券をキャンセルしようとすると「お客様の都合でのキャンセルは全額返金されません。」との表示が。カスタマーセンターに事情を伝え、航空会社に全額返金をリクエストしてもらった。
ザグレブ空港からもシャトルバスに乗り、バスセンターへ向かう。そこから宿へは1kmほど。ドブロブニク旧市街のような石畳ではなく、ザグレブはアスファルトの歩道で、スーツケースでも移動しやすい。建物もソ連的な、デザインというよりは直方体の実利性を重視した造りのものが多い。モスクワや東ベルリン、前々日のボスニア・ヘルツェゴヴィナでも同様な印象を受けた。
今回の宿泊先も民泊だ。市街中心部でリーズナブルな価格で相部屋でない、となると民泊一択だ。ドブロブニクは古めで部屋も狭かったが、今回は内装がリニューアルされており、部屋も広い。
昼食はチョコレート2個だけだったため(今回はエコノミークラスで、空港内の食事は美味くもないのに高い(場所代が高い)ため、宿に置いてあったチョコを持参)、夕食は地球の歩き方に載っていたクロアチア料理店へ。繁盛店らしく、ほぼ満席で、ウエイターたちがキビキビと動いている。国産ビールオジュイスコのレモン味ビールを飲みながら、ザグレブ風カツレツを食べる。中に入ったチーズと鶏肉との相性がバッチリだ。普段は注文しないデザートも注文。アツアツのパイと冷たい生クリームとの組み合わせで、甘過ぎず、かつ深い甘さだった。
夕食を食べていると、VELTRAからメールがあり、「明日のツアーは参加人数が足りず中止になりました。」とのこと。これも前日夜の連絡かい! 変更可能日も私がザグレブを発つ日なので変更不可。ツアー席であったプリトゥヴィツェ湖畔国立公園は、路線バスでも行けるため、バス時刻などネットで探したが、なかなか見つからない。また天気予報を見ると、明日は終日雨で、晴れる明後日にした方が良いようだ。かえってキャンセルにしてもらって良かった感じだ。明後日で同様のツアーがないか、今度はVELTRAではなくGet Your Guideのサイトで探すと、1つ見つかったため、早速予約した。後は明日の夜までにキャンセルの通知が来ないことを願うばかりだ。明日は、元々明後日に予定していたザグレブ市内観光だ。