留学57日目(アルトゥンハ遺跡、乗馬体験)

 元々はアクトゥン・チュニチル・ムクナル洞窟へのツアーに参加する予定だったが、前日の豪雨で水かさが増し、洞窟ツアーが中止になったとの連絡が、集合時刻近くになって旅行会社からあった。代わりに提案された、アルトゥンハ遺跡と乗馬体験をするツアーに参加した。
 ガイドはハーバードさんで、同じくガイド施策をとった娘さんを研修として連れて来られていた。娘さんも自分と同じ職業を選ぶのは、親としてうれしいだろうと思う。私以外の参加者はオーストラリア人カップルとアメリカ人カップルの4名。いずれもアクトゥン・チュニチル・ムクナル洞窟からの変更だ。これまでの経験では、日本人の私は無視して欧米人だけで自己紹介や会話が進むのだが、今回の参加者は皆良い人で、私とも会話してくれた。ハーバードさんも、私が聞き取りにくいところなど、注意してゆっくり説明してくれた。
 1時間ほどでアルトゥンハ遺跡へ。中はよく整備されていた。私がマヤ文明の遺跡を訪問するのは、カミナルフユ、ティカル、キリグア、コパン、ラマナイに続いて6か所目だが、どこも蚊が多い。今回も何度も虫除けスプレーをしても蚊に刺された。

 その後は乗馬体験場所(首都ベルモハンの南にあるGreen Acres JUngle horseback)へ向かう。途中で昼食の予定だったが、その店が閉まっており、結局乗馬体験場所の近くのレストランになった。14時半でお腹ペコペコだ。

 乗馬体験は2時間ほどあり、草原だけでなくジャングル内や川渡りもあり、結構楽しめた。ただ、私の乗った馬(サンドラ)が右に寄って歩くため、右ひざを何度が木にぶつけた。最後にはガイドがサンドラの頭にロープをつけて操縦してくれた。

 乗馬体験も終わり、帰路につく。動物園の近くでアメrカ人カップルを降ろした後に、急に自動車のバッテリーが上がってしまった。ガイドのハーバードさんが旅行会社のメンバーに電話して助けの自動車を呼んでくれたが、なかなか来ない。車の窓が開いた状態で閉まらず、蚊が入ってくる。2時間近くしてようやく代わりの自動車が来た。
 ホテルには20時半に着く。夕食に予定したBird’s Isla Restaurantが21時閉店のため、急いで向かう。付近は夜間は危険なようで、誰も歩いていない。出かける際にホテルの女主人が行った「Take care」が気になる。10分弱でレストランに着くと、入店できた。私の後にも客が来たため、まだゆっくりできそうだ。夜の海を見ながら魚のフライを食べ、ベリーズの3種類のビールを飲む。

カラオケがあり、私もリクエストしたが、その曲が入っていないか、担当者が忘れているのか、他の人が歌ったままだ。結局歌わずに食事が終わり、店を出る。帰りも野良犬に吠えられながらも、足早にホテルへ向かった。

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